美食の国フランスから椎名がお届けするグリモウSUTAR53。ペキン系肉用あい鴨です。現在世界で最も人気のある品種に成長しました。
グリモウ社は伝統的な育種技術に加え、最新の医療機器、分析機器を駆使してさまざまなデータを収集しながら育種活動に取り組んでおり、グリモウはコマーシャル雛の体重や、肉と脂肪の比率などのばらつきが非常に少ない品種です。また、グリモウは特殊な配合の飼料を要求しません。用意する必要のある飼料は、養鶏で多用されている栄養価の餌、例えば、ブロイラー前期、ブロイラー後期、ブロイラー仕上げ用で目標成績を達成することができるということです。このことは、小規模のうちには市販飼料でスタートして、規模の拡大ともに最高成績を目指した、特注の配合飼料を導入すれば良いことを意味します。 飼料要求率も低く、49日齢の飼料要求率は2.29で穀物の無駄な消費を防ぎます。穀物相場高騰の強い味方です。エコにも貢献します。
日本市場向けのグリモウは最短で49日出荷が可能でダック舎の回転率が年7回と向上します。ちなみに80日飼育の場合には4.5回転、120日飼育の場合には3回転となります。
当社を含め、正式な孵化場はきちんと遺伝的な技術料をはらって商標を使っていますが、最近はゲリラ孵化場といわれる、育種会社の名前を勝手に使って雛鴨を販売している孵化場も存在します。これはグリモウに限ったわけではなくイギリスのチェリバレー(グリモウの競合育種会社)の名前を使っているゲリラ孵化場もあります。こういった雛鴨の場合、輸入費用(航空運賃、検疫、通関、陸送、検査証明書)が必要ないため、当社の価格より安い価格で雛鴨を販売している所が多いですが、正規の品種では無いですし、遺伝的に近親の掛け合わせですので望ましくありません。当社の扱っているグリモウは、正規のSTAR53ですので、安心してご購入いただけます。
その世界的人気を誇るグリモのダックの開発元であるフランスのグリモウ社、現在は商用動物(畜産)のブリーディングでは世界で1,2を争っています。
世界トップクラスのグリモウ社はなんと、椎名と同じくダックのブリーダーからスタートしたのです。現社長のフレデリックグリモウ氏の父によって創業されダックの世界トップブリーダーにのし上がり、その後ブロイラーブリーダーのハバードを買収し肉用鶏の部門での世界トップクラスの規模に成長しています。